ふくぶろ

垂れ流しブログ

弓道用衣類の男女の違いのお話。

どーもどーもフクモリです。

私の住んでいる地域では先日、とんでもない雷雨がありました…

多分、家の近くに雷落ちたんじゃないかな??

 

雷雨自体は小一時間ほどで去っていったので、それほど大きな被害とかもなかったのですが早朝になると寒い!!!

 

伊賀の地形は盆地なので、昼夜の寒暖差が激しく今のような季節の変わり目では寒暖差が本当にしんどいです…

 

そろそろ衣替えの時期かな…

 

さてさて、話は変わりますが、先日女性用の弓道着が届きました!

 

「んん???

 フクモリさんって男性なんじゃ…??」

 

ええそうなんです。

男性ですが、女性になりたいと言ういわゆるトランスジェンダーってやつなんですフクモリは…

 

実際に着用して練習する機会がすぐにはありませんが、なんでも形から入っていくのがフクモリの性でして…笑

1ヶ月待ってようやく届いたので、男性用弓道着と比較しながら紹介したいと思います!

 

 

まずは購入した衣類の紹介

今回購入したのは…

・上衣 女性用 テトロン(サイズ:中大)

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上衣 テトロン 鷹印

・袴 女性用 テトロンカシミヤ(サイズ:26号)(色:濃紺)(馬乗り)

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袴 テトロンカシミヤ 女子用

※購入元:猪飼弓具店HP(リンク下記参照)

※写真の掲載使用許可取得済み

ikai-kyugu.jp

 

どちらも奥村綜合弓具製の商品です。

奥村綜合弓具の衣類は「鷹印」のブランド銘として有名です。

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奥村綜合弓具 鷹印

 

 

写真では分かりづらいですが、袴の色は濃紺です。笑

写真写りの関係で黒に見えますよね…

実は濃紺色の写真撮影が本当に難しいんですよ。

どうしても黒っぽく映ってしまう…

 

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左が男子用の黒、右が今回購入した袴です

 

本来であれば「黒」を購入すべきですが、今回は敢えて「濃紺」を購入しました。

全日本弓道連盟(以下、日弓連)発行の弓道競技規則で記載されている、試合に出場する際の衣服の規定では「男女ともに黒」とされています。

※「黒が望ましい」と言う強制力のない表現だったかもしれません。

 

しかし、私は現在のところ日弓連に所属していませんし、女性として試合に出ることは叶わないために、練習用として濃紺色を購入しました。

 

弓道におけるトランスジェンダーへの扱いに関しては、現在日弓連にメールで問い合わせ中ですので、その件も解決でき次第コラムにしたいと思います。

 

上衣の男性用と女性用を比較してみる

 

ではでは、上衣の男性用と女性用を比較してどこが違うのかを見ていきましょう。

 上衣に関しては、見た目で大きく違うところは「脇」です。

女性用は脇が開いておらず、男性用は脇が開いています

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なぜこうなっているかと言うと、男性の方が脇が蒸れやすいことが関係しています。

サイズの違いに関しては、猪飼弓具店HPの商品ページに詳しく記載されておりますので、下記のリンクより参照してください。

ikai-kyugu.jp

 

今回、私が購入した上衣の生地は「綿:テトロン=35%:65%」で、テトロンは化繊の一種です。

ポリエステル100%の生地だと分厚く、汗をかくと肌にひっつくのが私にとっては不快で、綿100%の生地だと洗濯した時に毎回アイロンがけするのが面倒なので今回の上衣を選びました。笑

テトロン上衣だと生地が薄くて軽いですし、汗をかいてもポリエステル100%の生地よりも引っ付かないのでわがままな私にとってはベストマッチです!

 

袴の男性用と女性用を比較してみる

続いて袴を比べていきます。

まず、弓道用の袴は後ろのひだの数が違います。

ひだとは、袴に施されている内側に折られた折り目のことを言います。

基本的に女性用の袴の後ろひだは3本です。

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女性用袴の後ろひだ

続いて男性用の袴の後ろひだは1本です。 

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男性用袴の後ろひだ

しかし、今回私が購入した女性用の袴は、後ろひだを1本にしてもらうよう注文しました。

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今回注文した袴

これには単純な理由があります。

「畳みやすいから」です(笑)

 

実は、女性の高段位の先生が自身の着物に合わせる袴を作る時、後ろひだを1本で仕立てることも多いのです。

これも畳みやすいと言う理由が多いようです。

今回私はそれに倣って後ろひだを1本で製作を依頼しました。

 

私の知る限りでは、奥村綜合弓具さんであれば、後ろひだを一本で製作してくれることを確認しています。

先ほど紹介した猪飼弓具店のネットショップでは、下記の商品が奥村綜合弓具製ですので、後ろひだ一本での製作は可能と思われます。

 

ikai-kyugu.jp

ikai-kyugu.jp

ikai-kyugu.jp

ikai-kyugu.jp

ikai-kyugu.jp

後ろひだを製作したい場合は、事前に販売元の弓具店へメールや電話で問い合わせてみると良いでしょう。

今回私が製作を依頼した際は、注文時の備考欄に「後ろひだ1本でお願いします」と記入しました。

後ろひだ1本に変更する追加料金はかかりませんでした。

ただし、既製の女性用袴で後ろひだが一本のものはありませんので、受注製作になります。

 

メールや電話で問い合わせる際に、合わせて納期も確認すると確実ですね(*´-`)

 

いかがでしたでしょうか?

衣類も知ってるようで知らない男女の違いというのがあるんですねぇ…

今回、女性向けの帯を買い忘れてしまったので、購入したらまた記事にしたいと思います!

 

以上、弓道用衣類のお話でした。