ふくぶろ

垂れ流しブログ

弓道を始めたらどんな練習をするのかをまとめてみた。

どーもどーもフクモリです!

 

前回のコラムでは、弓道教室を受講するには、について記しました。

今回は、弓道教室ではどんなことを練習するのかについてお話しします!

 

 

まずは安全のお話!

私自身は高校の部活動で弓道を始めたので、弓道教室の運営には詳しくはありませんが、少しだけ携わったことがあります。

部活動も弓道教室もスタートは同じだと思いますが、まずは安全についてお話をすると思います。

最初のコラムにも記したように、的に向かって細い矢を放つので、危険が付きまといます。

まずは事故が起きないよう、細心の注意が必要になります。

弓道教室の後半には、実際に矢を放つところまで進めていくと思うので、他人事ではありません。

他人をケガさせないように、また自身もケガしないように、しっかりと安全については話を聞いてください。

 

射法八節を覚えよう!

弓道には、射法八節(しゃほうはっせつ)という、弓を引く形の順序があります。

f:id:fukublo88:20191002011140j:plain

射法八節 図解

 

まずはこの動作を覚えていくことになります。

初めのうちは実際に弓を持って行いません。

ゴムや紐を使って、まずは何より「形と動作」を覚えていきます。

とても地味で簡単そうに見える練習ですが、これがなかなか難しいのです

自分ではその通りに行っていると思っていても、右手が低かったりスムーズに動きが取れなかったり

その頃には「ゴム弓」を購入することになると思います!

f:id:fukublo88:20191002011234j:plain

「ゴム弓」猪飼弓具店HPより

ゴム弓は射法八節の練習などに使う道具です。

自宅でも練習できるので、一人一本は持っていると良いでしょう。

ある程度射法八節を覚えたら、実際に弽(ユガケ:カケとも言います)を挿す練習をし、弓を持って「素引き」に移ります。

 

f:id:fukublo88:20191002011611j:plain

「弽(ユガケ)」

 

素引きは、実際に矢を番えず(矢を使用せず)引く真似事に近い練習です。

初めて弓を持った時はテンションめっちゃ上がります。笑

ゴム弓で練習していた頃とは弓の強さ(体が感じる負担)は全然違いますが、すぐに慣れます(^^)

練習を重ねましょう!

 

形が整い、動きが綺麗になったら巻藁練習へ!

幾度か練習を重ね、射法八節を覚え形が綺麗になったら、次は巻藁練習へと移ります。

 

f:id:fukublo88:20191002231742j:plain

巻藁練習のイメージ

 

巻藁練習とは、藁を俵状に締め上げたものに向かって、実際に矢を放つ練習です。

その頃には、カケの挿し方・矢の番え方を教わります。

矢を番えて矢を放つという行為は、初めはとても怖いかもしれませんが、臆すれば臆するほど上手くいきません。

勇気を持って取り組みましょう!

必ず恐怖心は克服できます!

 

それ以降の練習は習得具合の頃合いを見て、的前練習(実際に的に向かって矢を放つ)に移ります。

ここまでが大まかな流れになります。

 

道のりは長いかもしれませんが、何より安全が保証されて成り立つのが弓道です。

初めのうちはうまくいかないことが多いかも知れませんが、めげずに頑張っていきましょう!

 

的前に立ち、初めて的に的中した瞬間は何にも代えがたい感動が待っています。

その感動をぜひ味わっていただきたいものです^ ^

 

思い立ったが吉日!

あなたも弓道を始めてみませんか?